主な対象疾患

頚動脈狭窄症

CEAを施行した症例

術前CTA

術後CTA

赤矢印:内頚動脈に狭窄性病変を認めます。CEA(内頚動脈血栓内膜摘出術により狭窄が改善しています。

以前より血栓内膜摘出術(CEA)という外科治療が行われていたのですが、2003年以後はステントを用いた血管内手術(CAS)で治療されることが多くなってきました。CASは手術による傷ができませんし、CEAの合併症のひとつである下位脳神経障害が起きにくい、全身麻酔が不要、入院期間も短く済む、CEAを良い成績で行える外科医が限られているなどの理由から、好まれて行われる事が多いのですが、術後に小さな脳梗塞が認められることが多いです。一方CEAでは小さな脳梗塞は起こりにくく、慣れた術者が行えば、下位脳神経障害もほとんど起こりません。高齢者ではCEAの方がCASより脳梗塞が起こりにくいために 当科では、どちらの治療法も行える体制をとっています。患者様とよく相談の上、治療方法を決定しています。

全例に術中モニタリングを行い合併症の予防に努めています。皮膚切開は首のしわに沿って横切開しているために、術後に傷は目立ちにくいです。
顕微鏡下に頚動脈の露出を行い、内シャントチューブを全例に使用しています。
内頚動脈遠位部の処理を丁寧に行う必要があり、強拡大で微細な処置を行っています。

CASを施行した症例

脳梗塞で発症した左内頚動脈狭窄症の患者さんです。心臓が悪いため、全身麻酔による治療は危険と判断し、ステントを用い血管内治療を行いました。合併症なく、自宅退院されています。

術前CTA

術後CTA

CAS(carotid stenting)は切らずに治せる治療です。しかし、ご高齢の方は脳梗塞の合併症を起こしやすくなる傾向もあり、慎重に治療法を決めています。

外来診療表

 
午前 藤本 担当医 福田 斎藤 藤本 齊藤
午後 福田 担当医 福田 斎藤 藤本  
〒320-0811 栃木県宇都宮市大通り1-3-16
社会医療法人中山会
宇都宮記念病院
脳神経外科
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